2006年09月26日

サイン

杉浦法相が,死刑執行命令書へのサインを拒否したようだ。
 
法相は宗教家(真宗大谷派)であるとか。今回の件は,どうやらその宗教的な信念が深く絡んでいるみたい。
 
僕自身は,死刑制度は廃止すべきと考えている。そうすると今回の法相の拒否には嬉しく思うべき・・・なのかもしれない。
 
けど,制度に対する信念や政治上の信念ではなく,宗教上の信念からこのような行動に出ることは果たしていかなるものかなあ??
命令書のサインも職務。公務員である限り,政治的にはいうまでもなく思想信仰的にも中立な職務遂行をしないと,国民の中には納得できない人も出てきちゃうと思うんだけど。そもそも政教分離を設けた憲法の趣旨をもムダにしてしまいそうだし(これは,考えすぎかな? ^^;)
 
言いたいのは,個人の思想信条という理由だけで死刑執行の有無がまちまちになるのはよくないって事。
やるなら,各大臣が等しくサインするようにしてほしい。サインしないなら脱思想的な理由をきちんと挙げてほしい。
 
それにしても・・・小泉さんはなんで真宗信徒の杉浦さんを法相に据えたんだろうか??同じ真宗信徒の法相で同様に命令書へのサインを拒んだ人が過去にもいるらしいから,今回の件は分かっていたはずだろうに。これは,小泉さんの,死刑制度への懐疑が見え隠れしているのか。いやでも,南野さんは執行したよな・・・う〜ん。分からない。
posted by はくりょ at 10:41| 東京 | Comment(2) | TrackBack(0) | 法学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
法相に褒賞?
「いや、そんな法相は更迭だぁ!」って言うのは、私だけかいな?(笑)

おっしゃる通り、死刑が確定しているのならば、人(法相)によって執行を延ばしたり延ばさなかったりってのは、変ですよ。!!
「確定後、一定期間内にサインしなければならない。」と、法によって規定したらどうでしょう。
Posted by やぎさん at 2006年09月28日 22:01
刑事訴訟法上は,死刑判決が確定して半年(だったかな?)以内に死刑を執行しなければならない旨規定されています。だけどほとんどの死刑囚は確定から執行まで数年
〜数十年かかるわけで,空文化されてますね。
このように一応は,法律上は,法務大臣の裁量は狭められているのですけど・・・。
Posted by はくりょ at 2006年09月29日 02:12
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