2006年10月04日

法律を巡るエトセトラ

いくつか法律がらみで書いておきたいことがあります。
今後独立して記事にするかもしれません^^;
 

@ 法例改正

いつの間に法例が改正されてたんだ!?
ウチの大学の国際私法の授業で法例が改正途上にあると聞いてはいたけど,まさかもう改正がすんでいたとは!!う〜んまだまだ情報得るのが遅い^^;ちなみに法例は新たに法の適用に関する通則法という名称に変わったそうです。改正に際してのコンセプトが色々あるっぽいですが,詳しいことは今後勉強することにしようっと。

A 取材源秘匿が認められる

3日,最高裁第3小法廷において,民事訴訟においては,報道機関による取材源の秘匿は「職業上の秘密」に準じるものといえ,原則として認められると判示しました。画期的な決定です。個人的には妥当な判断と思います。必要な情報が入らなくなったら,民主主義国家における国民はオシマイですから。
もっともこれは刑事事件を射程にしていませんので,判例変更という形はとられていません(だから第3小法廷での決定という形になった。)。刑事事件においても上記と同様の理由付けから,報道機関による取材源の秘匿を認める必要性が生じますが,民事事件と違って,特定人(法人を含む。)への科刑が問題になっていますので,同様の結論が導かれるかは未知数(民事に比べて困難)でしょう(この段落の記述は私見)。

B 参議院議員定数不均衡問題

明日,最高裁大法廷において,先に行われた参院選での議員定数不均衡についての憲法判断が下されます。

衆議院においては過去に2度,定数不均衡をもって違憲に当たるとの判断が下されています(選挙無効は,いわゆる事情判決の法理によって回避されました)が,参議院においては,不均衡が違憲状態にとどまるという判断が下されたにとどまります。したがって,仮に明日,違憲判決という結末に至った場合には,参議院としては初めての違憲判決となります。
参議院法制局に勤めている某先生によると「厳しい判断が下る」とのこと(伝聞)。すでに前回の参院選の定数不均衡裁判においては「次にやったら違憲だぞ」という補足意見も書かれており,明日の判決が8つ目の法令違憲判決となる可能性は低くはありません。僕は明日最高裁に行ってこの判決を見てきます!楽しみだな〜〜^^

posted by はくりょ at 00:50| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 法学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何時の間にそんな事にΣ( ̄□ ̄;)
違憲判決は教養として覚えないとだから面倒><
高裁はあるけど最高裁は行った事ないかも

そういえば、ブログにパスワつけた。
「トマトジュース」ですね。
個人的に塩は許せません、うん。
Posted by さんきっど at 2006年10月04日 02:36
俺が国際私法受けてた時には、もう結構詰めの段階まで来てたっぽかったけどね^^
先生の話を聞く限りではだったけどねぇ。

最高裁行ってらっしゃい!w
Posted by kousei at 2006年10月04日 02:49
>さんきっど
結局合憲だったから,覚えるの不要w
最高裁はかなりムーディだった!!デートには不向きだけどね(笑

おお〜さっそくパスワ解析しました!!
一発で入れましたがなにか!?w

トマトジュースは最高にうまい。
それだけは譲らん!
Posted by はくりょ at 2006年10月04日 22:56
>kousei
そかー,なんか学者の意見がまとまらないって聞いてたけど,K澤さんがうまくまとめたのかなっ!?

最高裁は面白かった!超厳戒だしwこんどいくべしw
Posted by はくりょ at 2006年10月04日 22:57
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